●室内でもマフラーとマスクを!
寒さ厳しい中、暖房費が各家庭に重くのしかかってきています。
昨秋よりの原油の暴騰も、光熱費の負担を大きくしています。
暖房器具に頼れば頼るほど、二酸化炭素の排出など、環境により大きな負荷を与えることも確かです。
エアコン、ストーブなどの暖房機器の利用を少なくするに越したことはありません。
家計にも、環境にもプラスです。
そこで、その工夫を紹介してみたいと思います。
誰でも簡単にできる方法です。
それは、室内でもマフラー(ネックウォーマー)とマスクを多用する習慣です。
過去の記事でも触れましたが、人間は、通常の服を着ている状態では、体温の6~7割程度が首筋から上部で失われるとされています。
確かに首や顔からの放熱には、無防備です。
そこで、これを防ぐ手だてに上の小物を活用するのです。
マフラーやネックウォーマーは、襟の隙間などからの放熱を効果的に防いでくれます。
また、むき出しの頸部を暖かく守ってくれます。
マフラーがなければ、タオルでも代用できます。
一方、マスクは、顔面の3分の1以上を覆ってくれます。
寒気に晒される表面を少なくし、肌を守ります。
また、マスクは喉を保湿し、乾燥を防いでくれます。
これは風邪の予防にも大いに役立ちます。
一石二鳥です。
マスクは、使い捨て用のものならば、1枚10円程度から提供されています。(→参照)
これなら洗う手間を省けます。
たいてい、素材は不織布(ふしょくふ)です。
私は、この一枚を日干ししながら、数日間続けて使っています。
これらの小さな小物は、厚手の上着1枚をはるかに凌ぐ力を持っています。
暖房器具の利用を大きく減らしてくれます。
参考にしてください。