株が0円になる確率

株券が0円になる確率は?



ここ数年間を見ると,新規に上場する企業は,大まかな平均にして年間170社ほどです。これに対し,上場を廃止する企業はその半分ほどです。
これを上場企業数全体(およそ3900社ほど)に対する割合にしてみると,新規上場は約4%,上場廃止は約2%ということになります。


上場廃止の理由には、完全子会社化,合併,上場契約違反、倒産(経営破たん)などがあります。このうち大半(7割近く)は完全子会社化です。
一般的には,倒産は,会社更生法,民事再生法,破産法,特別清算を申請すること、あるいは銀行から取引停止処分を受けることをいいます。
上場廃止における倒産の割合は,高々2割程度です。


この数値からすると,倒産企業の上場企業全体に対する割合は,0.4%以下と推定されます。
これは,株を購入したとき,その株が0円になる確率と見なしていいでしょう。
株が大暴落する可能性は常にありますが,完全に紙切れになる(無価値になる)可能性は200分の1程度ということになります。


ちなみに,日本の企業全体に対する毎年の廃業率は数%(平均的には4%程度)です。
これは上場廃止の割合に比べると2倍ほどになります。
ただ,上場廃止と廃業の理由には,大きな違いがあります。
廃業では,後継者の不足などが大きな割合を占めています。


0 件のコメント: