●恐怖で支配した子供は?
親や担任教師、あるいは少年団などの指導者が、抑圧的な恐怖支配を行うことがあります。
子供に対して、恫喝し、罵声を浴びせ、時には脅迫します。さらに体罰という暴力をふるうこともあります。
子供たちは、このような大人たちには、従順に服従します。しかし、それは彼らの怒りや仕打ちに恐れ、おののきいているからです。決して、心服・敬服しているわけではありません。
このような恐怖支配を受けた子供たちは、恐くない大人、暴力的でない大人たちの言うことは聞こうとしなくなります。
そのような大人たちに対しては、軽んじなめてかかるようになります。
彼らは、大人たちを恐いか恐くないかで差別し、態度や出方を全く変えるようになります。
もちろん、このような恐怖支配を受けた子供たちは、自分より弱い立場の者に対しては恐怖支配を行うようになります。
恐怖支配は、エゴイズムと暴力性の結び付いたところではどこでも生まれます。
親や大人による恐怖支配は、いろいろなところで様々な弊害をもたらしていきます。
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