茶殻で消臭

茶殻は消臭剤になる


お茶を楽しめば、毎日のように茶殻が出ます。
これをそのまま生ゴミにすると、後々が面倒です。
腐敗臭が、結構強烈だからです。
ゴミ袋が重くもなります。

悪臭を発するのは、茶殻が水分を含んでいるためです。
茶殻が腐るわけです。周辺のものも腐らせます。
乾燥していれば、このような面倒は起こりません。

それどころか、茶殻は乾燥させれば、脱臭効果を持ちます。
出し殻は乾燥させて、積極的に利用することを考えた方が得策です。
方法は、簡単です。

出し殻を、水をよく切ってから、新聞紙の上に広げます。
ザルや網状のものの上でも結構です。
もし、乾燥を早めたければ、茶殻を電子レンジで数十秒ほど加熱しておくのがよいでしょう。

十分に乾燥したら、即席、手製の消臭剤の出来上がりです。
あとは、ゴミを入れた容器や袋の中にばらまくだけです。
不快なゴミとならない上に、無料の消臭剤として役立ちます。
一石数鳥です。

この自前の消臭剤は、コーヒーや紅茶の出し殻からも同じように用意できます。
ミカンやレモンの柑橘類の皮を利用してもよいでしょう。

生ゴミも、ちょっとした工夫で再利用できるものが少なくありません。
ゴミと言えど、少しの知恵と手間で、新しい助っ人に生まれ変わってくれます。