▲日本の企業全体に占める上場企業の割合は?
毎日,ニュースでは株価が取り挙げられ,報じられています。
このうち,日経平均は,東証1部上場企業(銘柄)のうち225銘柄が対象で,トピックスは,東証第1部の全銘柄が対象です。
これらは,直近の経済の動きを知るには,とても重要な指標となります。
将来の景気の動向をつかむ指標としても,大きな役割を果たしています。
ただ,株価の対象となるのは証券取引市場に上場している株式に限られているのも事実です。
では,株式市場に上場している企業は,日本の全企業のうちどのくらいの割合を占めるのか見てみましょう。
日本の企業数(平成16年度,国税庁統計年報より)と株式市場の上場企業数(平成18年7月時点の概数)は,下のようになっています。
全企業数…約250万社(うち,株式会社約104万社,有限会社約143万社)
全上場企業数…3850社
実際に活動している企業数は,200万社程度と言われています。
すると,上場企業数は全企業数の0.2%程度であるということになります。
極めて小さな割合です。もちろん,統計的には十分な有効性を持ちます。
上場企業が経済の指標として果たす役割に変わりはありません。
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