妻の収入と公的負担・1

妻が働くことによって増える家計負担の計算方法



妻がパート収入などを得ることによって生じる公的負担の増加分は,次のような計算式によって見積もることができます。
もちろん概算で,結果も概数です。実際は,個々のケースによって異なります。

  ・妻側の負担発生分
    所得税 : (年収ー103万円)×所得税率 
    住民税 : (年収ー100万円)×約10%
    厚生年金 : 年収×約7% (年収130万円以上)
    健康保険 : 年収×約4% (年収130万円以上)
    介護保険 : 年収×約1% (年収130万円以上)

  ・夫側の負担増加分
    所得税 : (141万円ー妻の年収)×所得税率  (最大3.8万円)
   住民税 : (141万円ー妻の年収)×10% (最大3.3万円)

※ 課税所得が330万円までの所得税率は次のようになります。
   195万円以下… 5%,
   195万円超~330万円以下… 10% (控除 97,500円)
※ 夫側の負担が増加するのは,配偶者(特別)控除がなくなるためです。


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